1988年からずっとイタリアンヴォーグの表紙を撮り続けてきたスティーブンマイゼルってやっぱりすごい。過去にアメリカンヴォーグやルイヴィトンのキャンペーンの仕事で彼の写真のリタッチを手がけたことはあり、イタリアンヴォーグもリタッチチームの一員として関わったことはあるのですが、やはり彼にとっても、そしてファッション業界に携わる全ての人々にとってもイタリアンヴォーグというのは特別なものであり、神聖なものであるわけです。そして遂にこの日が来た。長年この業界に携わってきたものとして、時の流れを感じずにはいられません。
スティーブンマイゼルというファッション写真界の絶対王者、その彼の最後の砦に切り込んだ歴史的な一枚。ファッションフォトグラファーの世代交代、そしてファッション界が次のメインターゲットとして選んだ最後の大国、中国を全面に打ち出した今回のイタリアンヴォーグは僕にとっても永久保存版になると思います。運良くこのタイミングで、ロンドンという地に足を踏み入れ、リタッチャーとしてこの表紙、カバーストーリーを手がけることができたことは本当に幸運なことだし、ロンドンを新しい主戦場として選ぶ決断ができた自分を誇りに思います。もしかしたら写真とかファッションとか僕がやってるリタッチとかいう仕事に興味がない人にとってはどうでもいいことなのかもしれません。それでもいいんです。ロンドンに行くって決めた僕の決断は僕にとって間違いじゃなかった。今の僕にとってロンドンが熱いです。
Photo by Mart Alas and Murcus Piggot
Fashion Times
Vogue Italia Dedicates Issue to China - WWD.com
スティーブンマイゼルというファッション写真界の絶対王者、その彼の最後の砦に切り込んだ歴史的な一枚。ファッションフォトグラファーの世代交代、そしてファッション界が次のメインターゲットとして選んだ最後の大国、中国を全面に打ち出した今回のイタリアンヴォーグは僕にとっても永久保存版になると思います。運良くこのタイミングで、ロンドンという地に足を踏み入れ、リタッチャーとしてこの表紙、カバーストーリーを手がけることができたことは本当に幸運なことだし、ロンドンを新しい主戦場として選ぶ決断ができた自分を誇りに思います。もしかしたら写真とかファッションとか僕がやってるリタッチとかいう仕事に興味がない人にとってはどうでもいいことなのかもしれません。それでもいいんです。ロンドンに行くって決めた僕の決断は僕にとって間違いじゃなかった。今の僕にとってロンドンが熱いです。
Photo by Mart Alas and Murcus Piggot
Fashion Times
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