ニューヨーク、今んところブルックリン派です。

慣れ親しんだNYからLondonに武者修行。自分で言うのも何ですが、激動のロンドン生活を経て再びニューヨークへ!落ち武者?凱旋帰国?さあ、どっちなんでしょう...日本、ロンドン、ニューヨーク、どこへ行っても上手く枠にはまれない、はみだしオヤジのつぶやきブログです...

カテゴリ:イギリス情報 > 文化

途中から後ろの方から聞こえてきた会話に耳をすますと...

“日本人は基本的に大人になったら家族とハグなんか絶対しないし、両頬を軽く合わせてチュッチュッて音を立てる挨拶なんて多分一生しないと思う...“

そうね。日本にはそういう文化ないしね。激しく同意。

”フランス人はねー、キスが挨拶代わりみたいなもんだからねー。でも私のお母さん、アメリカ風のぎゅーってハグに最初は照れてたんだけどね。でも、最近ようやく私ともできるようになったわ“。

フランス人はどっちも平気なんだと思ってました...キスよりハグが照れるのか...へー。

“アメリカ人の人は挨拶の時、両腕を回してハグするけど、脇を開けて体もあんまり密着させないように、顔も頬をつける”振り“ って感じの “無難型ハグ“ が最近増えてるけどねー” そういえば頬あてる時にチュッチュって音も出さなくなってきた?! もしかしてアメリカ人がキスに照れ始めた?!


特にここはニューヨーク、人種の坩堝ですから、この “無難型ハグ” は使用頻度がさらに高まってくるのではないかと...

最近だと映画俳優のキアヌリーブスさんがファンや他の女優さんと写真に写る際、女性の腰に手を当てる“振り”で、手を浮かしている事が話題になってましたけど、これも似たようなノリなんじゃないかと。スマートに無難、彼は達人の域に達してます。


話戻りますけど、僕はこの挨拶の時のハグ、両頬交互に合わせてチュッチュって音を立てるやつ、上手くできた試しがありません(笑)。パーティーで初対面の人を紹介された時とか相手方が欧米の方だったらもう動きがガチガチになっちゃって、頬合わす時、交互に頬合わせなきゃなのに焦っておんなじ方向いちゃってゴッツンコ!とかね、もう汗だく...あれ、本当に苦手です...

まー最近はパーティーに出る機会もほとんどありませんから上手くなる必要ないんですけどね(笑)。

後ですね、Lさんいわく、アメリカ人が言う “Love you” はもうほとんど ”See you”(またね or じゃあね)と同義語なんだそうです(笑)。


じゃあ例えば、久しぶりに里帰りしてきた娘(または息子)が、また住んでるとこに帰っていく時にご両親が発する言葉ってなんでしょう?

それがアメリカ人なら間違いなく、

 “Love you” 

です。ここはフランス人も同じでしょう。

じゃあ日本人はなんて言う?

“体に気をつけるんだよ”。

とか、

”風邪引かんようにね“

とかですよね。

つまり、“love you” と、”体に気をつけるんだよ“ はイコールってことです。




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みなさん、突然の質問です。ステーキハウスに行ってステーキ食べたことあります?ファミリーレストランでももちろん良いですよ!(この時点で答えがNOの人はこの時点でアウトです。)

で、ステーキ食べる時、ご飯も一緒に食べます?(この時点で答えがNOの人、惜しい!ですがここで終了です。笑)

で、その時フォーク使って食べます?(この質問の答えがNOの人、本当に惜しい!後一息でした!何が?笑。)

さて、今までの質問に全てYESと答えたあなたは選ばれた人です!

さあここからが本題。ステーキハウスでステーキ食べる時、ご飯も一緒に頼んでそれをフォークで食べたことある人、もしかしてご飯を固めてフォークの背に乗せて食べたことありません? 

僕はあります。まだ自分が幼かった時、家族で初めてステーキハウスに行った時親父が、

"ステーキハウスでご飯食べる時はこうやってフォークの背にご飯乗せて食べるんや。持ち替えたらあかんねんで。"

って、なんか自慢げに教えてくれて、その頃の純粋な僕は、

"へー。これが洋風な食べ方か。なんで逆に持つん? 外人のやることはわけわからんわ。"

などと思いつつ、なんとなく照れくさいながらも上手く食べれるようになってきたらだんだん嬉しくなってきて、いきなり自分が欧米人になっちゃったような錯覚に陥り、お店を出るころには気分はすっかり国際人な僕でした。

でもね、みなさんそれ間違ってるんです。アメリカでもイギリスでもそんなことする人いないんです。そう、ごはんをフォークの背に乗せて食べるのは日本人だけなんです! もうあまりにも日本では当たり前?になっちゃってて今更変えようが無いのか...今では海外から日本に観光に来た人が、日本で見た異様な光景の一つとしてあげるくらい?なんだそうです。(こちらの事実確認はしてませんので悪しからず。笑)

一時、どうしても気になってアメリカ人やイギリス人の知り合いに聞いてみたことがあるんです。

"日本ではステーキハウスでごはん食べる時、ごはんをフォークの背に乗せて食べるんだよ。欧米(特にイギリス)ではこうやって食べるんだよって日本で親に教わったんだけど..."

"そんなことやってる人見たこと無いな。おじいちゃんもおばあちゃんもそんなことしなかったと思うよ。"

と、英国紳士のJ氏。

確かに。アメリカでもイギリスでも確かに一度見たこと無い。じゃあなんで昔の日本人はこんな変なこと始めちゃって日本に広めちゃったんだろう?

こっからは僕の勝手な推測なんですけど、規則とかマナーを重んじる日本人が欧米人と一緒に食事した時、フォークを逆さに持ってナイフとフォークでステーキを食べる様子(これはもちろん正解です。)を見て、しかもフォークをくるっと持ち帰るのは無作法と教わり、じゃあごはん食べる時はどうしたら良いの?って事になっちゃったんだと思うんです。つまり、フォークの背に乗せて食べるしか方法がなかった...生真面目な日本人のお偉いさんが生み出した苦肉の策だったんですね。きっと。第一、ステーキ食べる時はごはん食べませんから、アメリカ人もイギリス人も。食べるとしたらパンです。つまり、ステーキ食べてるときどうやってごはん食べるの?なんて発想自体が存在しないんです。それでもなんとか想像力を振り絞ってもらってごはんとステーキ一緒に食べる時どうするか考えてもらったんです。そしたら同僚の生粋のイギリス人のJ氏とCさんの二人が絞り出した答えが奇しくも同じに!!!なんだと思います?その究極の食べ方。 正解は、

1、先ずはステーキを切り取りフォークで突き刺す。

2、その肉を突き刺したままでごはんをすくう。(つまりお肉を土台にしてごはんをすくうって事。わかります?)

どうです? びっくりでしょ? フォーマルな席でこれやっても全然大丈夫なんだそうです。(そのシュチュエーション自体がイギリスには無いので、ごはんだけすくいたいときは別のフォーク(またはスプーン)もらって普通にすくって食べたら良いじゃないっていう貴重過ぎるご意見を英国紳士のJさんから直々に頂きました!

ということで、ステーキハウスでごはんをフォークの背に乗せるのは"日本"の文化です。逆輸入でイギリスで流行らそうかな?笑。




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イギリスにお住いの皆さんは、もう何度か耳にされたことありますよねー。 この ”Cheeky Nando's"。
 Nando's は結構いろんな所で見かける例のポルトガル風チキンのレストランですよね。でも、特に20代前後の人たちがネットを中心にこの ”Cheeky Nando's” って言葉を使って何か面白おかしくやりとりしてるみたいで。気になって20something の同僚のブリティッシュのお二人に聞いてみたんです。そしたら一人目のJさん、

”そんなの知らない。聞く人間違ってるわ、あなた。私だって何言ってるのかさっぱりわかんないもん。興味ないし。S君に聞いたほうがいいと思うわ。彼ならきっと知ってるわよ。”

と、Jさんへの質問はここで強制終了。じゃあS君に謎の真相を聞こうと仕事部屋に戻り、早速S君に質問をぶつけてみました。するとS君、

”American don't understand this right? HaHaHa" 

と高笑い。僕日本人なんでもっとわかんないんですけどー...でも彼なら謎の真相をとくことができるかも。食い下がってさらに質問するとS君、

"I don't know how to explain..."

と、いきなり歯切れが悪い答えが。でも頑張って続けて、

”まあとにかくお腹が空いてなんか食べたいけどどれもピンとこなくて〜じゃあ結局なに食べよっかーって時にねーよく使うんだよ。”

'I'm hungry....,but I don't know what I want....All right, let's go get "cheeky Nando's..."

えっ意味それだけ? そしたらS君、

”うん、それだけ。でもアメリカ人(もちろん日本人も....)には理解しようが無いよー。だってアメリカにはNando'sないでしょ? 無いから理解しようがないんだよー。”

さっぱりわからん、でもなんか納得。Nando'sって明らかにファーストフードではないリアルフードだけど、超高級料理でもない。なんかおいしいもの食べたいけど、高いのは無理。で、結局行き着くのはいっつもこのお店。若いみんなが集まって”PeriPeri"ってわけのわからない魔法のソースをたっぷりかけてチキンを貪り食う。これはもうイギリスの文化になっちゃってるわけです。で、その合言葉に ”Cheeky" ってつけたのは今の自分達を表した形容詞で、Nando'sって言えば分かり合える仲間達と食事してセルフィーとか見せ合って、面白い写真もそこで見せ合う。それがどんどん発展して、イギリス人の笑いのツボにはまった写真にどんどんその言葉が使われ始めたんじゃないかと。(これは僕のカッタな解釈)。 それが Internet Meme (インターネットで特定の地域で急速に広まった言葉、活動、思想、スタイル、カルチャーの事)となって広まって、イギリス人との交流が多いアメリカ人を困惑させるワードとなってしまったってことらしいです。

噂ではこの Nando's がいよいよアメリカに上陸するかもしれないらしいですねー。しかも2件も。でもこうなったらアメリカに進出してほしくないなーって気にもなっちゃいます。だって”Cheeky Nando's" はもうイギリスの文化ですから。

興味のある人は下の記事も読んでみてくださいね。アメリカ人の困惑ぶりがわかります。

http://www.telegraph.co.uk/foodanddrink/restaurants/11705840/I-took-an-American-for-a-Cheeky-Nandos.-This-is-what-happened.html

関連情報:

Chavって知ってますか?

Mexican Tuxedo=Double denim?? =キカイダーのジローです。




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